2021.12.02 Thursday

桜剪定

農作業をしていると腰を痛めることがよくある。先日皆で剪定した桜の木に梯子をかけ無理な態勢で残った細枝切りをしたのが悪かったのか、急に腰が痛くなった。マッサージも考えたが、「高齢のぎっくり腰は揉むな、安静にせよ」言われたのを思い出し今日は休養。五十肩やぎっくり腰は老化への警鐘、固くなってきた骨を無理に回して痛めないよう「もうこれくらいにしておけ」と痛みで伝えているのだそうだ。
若いときは筋肉が元気なので、骨が少しズレ歪んでも弾力性で押し返してくれていたが、歳をとると、老化した筋肉は「もう私にはこれ以上骨を押し返すのは限界」と言うことで、ぎっくり腰になるらしい。だから、マッサージは傷んで痛がる筋肉を揉むようなもので「お願いだからもう触らないで」となる。頑張った筋肉はそっとしておくのが一番。腰痛は警鐘だと思って休養の良い機会、真摯に受け止めよう。

2021.11.26 Friday

黒豆畑

今年の黒豆はいつもより早く植え,夏には見事な枝ぶりになった。そこまでは良かった。しかし、秋になり鞘にぷっくり実が入る頃になっても実入りが悪くぺたんこのまま。
どうしてこうなったのか。振り返れば思い当たることがある。元肥はしっかりやったが、成長した立派な枝ぶりに見とれ、全ての肥料が茎や枝に使われてしまい実が大きくなる前に肥力が尽きてしまったことに全く気づかなかった。
さらに、夏場雨が降らなかった時、枝ぶりがしっかりしていたので大丈夫だろうと放置したが、実はその頃が実にとっては水分を一杯必要としていた大事な時だった。一方、枝は自分を維持するのに精いっぱいで、成長しようとする実鞘に水分を回す余裕がなかった。その結果、必要時に水分供給がされなかった鞘は十分に膨らまず実も入らなかった。

タイミングというのはとても大事だ。水が不足していることに気づきあわてて注水したが、実鞘の成長期はとっくに過ぎており「いまさら水を貰ったってもう遅いよ、吸収ができません!肥料や水は欲しい時にくれなければ全く意味がない」という結果になった。
外見ばかり見ていると内面の変化に気づかず、手当のタイミングを逃した結果の大失敗。来年は内面の成長を重視しよう。

2021.11.24 Wednesday

そら豆苗

そら豆植付


今年もそら豆の長い長い栽培期間が始まった。家庭用に約200本、冬の霜や雪、強風やアブラムシなどの攻撃に耐え、来年5月まで頑張ってもらいたい。
10月畝作り、11月種播移植、除草、虫対策など続け半年。野菜の中では栽培期間が最も長い。しかも、連作を嫌い同じ場所で作れるのは5年後。半年も畑を占拠し同じ所を嫌がる最もわがままな野菜。普通の家庭菜園ではまず無理。そして、柔らかく美味しい旬は5月連休頃たったの1週間だけ。こんなに手間のかかる野菜を今年も植付けてしまった。
しかし、そら豆は、食味だけでなく成長の様子見も楽しめる。小さな苗は厳しい冬を越し、普通の野菜は霜が当たると枯れてしまうが、そら豆は、朝「もうだめかも」と萎れた振りをするが昼暖かくなると起き上がる。今から数か月はその繰り返し。その間にしっかりと根を張る。そして、暖かくなると一気に大きくなり奇麗な緑色の実鞘をつける。短い旬のために、見えない所で努力し、したたかに生きている。

2021.11.02 Tuesday

亀の足あと

毎週火曜日は産直が定休日、出荷をしないのでオリーブの扱いも今日は休み。
しばらくぶりに干し上がった池へ行ってみたら、小さな足あとが池の底地全体に
鎖のように連なってついている。その上歩幅がきれいに揃っていてまるで模様の
よう。一体何の足あと?じっと眺めているとその正体が判明。この写真では点で
しか見えないが、足あとの先には数匹の大きな亀が干し上った池から懸命に脱出
しようとしていた。歩いてるのは見たことがあっても足あとは見たことなかった。
不思議な模様の亀の足あと初めて見た。いったいどれだけの数亀がいたのだろう。
亀は排水口に詰まりやすいので、もう帰って来なくていいからね。

2021.10.29 Friday

大うなぎ

大鰻

池の水が底迄抜けた後も水門からは少しずつ排水されているので、水路を点検して
いると、これまで見たことがないとんでもない大きさのうなぎを発見。最後の方で
水門から出てきたらしい。大きく力も強いので素手の捕獲はあきらめ、90冑の
コンテナに追い込み引上げ。どうやって池に入ってきてどれ程の年月いたのだろう。
一緒に捕獲していたうなぎ好きの人が引き取っていった。

2021.10.28 Thursday

米の出荷

5月の種モミ撒きから始まった米作りも、今日の出荷と検査でいよいよ終わった。
出荷作業は朝6時から受付けだが、田舎の人たちはとても早い。合計で2トン近く
あったので出遅れ6時半頃に持っていくと、既に沢山の人たちが並んで待っていた。
今年は「田植後から収穫まで害虫駆除の農薬散布を全くしないでおくとどうなるか
試してみよう」とこれまでとは違う「栽培期間中無農薬の栽培」をしてみた。結果、
他の田圃の農薬散布で追払われた害虫の影響もあったのか見た目が悪い粒も出来て、
品質検査は普通レベルの評価になったものの、安心安全は最高レベルの米ができた。

2021.10.26 Tuesday

池干し上げ

ため池の管理も農作業のひとつ。
水質が良く、たっぷり使えるため池の水が近くにあると安心して米作りができる。
しかし、何年も干あげることなく放置すると、鯉や鮒、ブルーギルブラックバス等
魚がどんどん成長し増え続け、ついには水門に詰まってしまい放水ができなくなる。
そこで今回、魚が大きく育つ前に池の水を全部抜いて、干しあげることにした。
ところが、なんと大きな鯉が20匹ほど泳ぎ回っていた。それに子分たちも一杯。
「放水と共に魚は全部水路に逃がしたら良いよね」と話していたら、隣の長老達に
「庭の池で鯉を飼うので是非捕まえてほしい」と言われ、予定外の捕獲作戦を開始。
大きいのは1メートルほどあって網にも入らず、泥んこになってご要望の10匹を
捕まえた。格闘場面は泥しぶきが飛び散り余裕もなかったので写真が撮れず残念。



2021.10.19 Tuesday

コンバイン

乾燥機と籾摺り

早いスピードで稲を刈り取っていく最新のコンバインは、目立つし作業の花形。
そして、刈取った高湿度のモミは写真下左の乾燥機に投入され湿度14.5度まで乾燥。
その数値になり、更に8時間かけて冷されようやく乾燥機から出され空きができる。
この地味な乾燥機が、実はすべての工程を差配し、乾燥機が「待て!」状態になると
最新のコンバインがいくら早く刈取り作業をしてきても、モミを積んだまま待機だ。
乾燥機は、何十年も構造が変わらない裏方の地味な存在だが、実は稲刈り作業の要。
そして、テントの前で排出されたモミ殻の袋が満杯になったら入替の作業をしている
2人も作業の要だ。2人とも91歳、この手伝いによって農業は維持できている。





2021.10.14 Thursday

稲刈り

稲刈り-乾燥-籾摺り-袋詰めの作業を2反分ずつ5セット繰り返して、ようやく
米収穫の作業は終わる。1セットは約30時間。機械化が進んでも回転場は手で
刈っておかなければならず体力的にもかなりきつい。そして明日が最終のセット。

「農作業は、運動にもなって健康の維持にいいよね」とよく言われるが、そもそも
「運動」と「労働」は違っている。農作業は適度を超すと運動でなく労働になる。
 ̄親阿和里卜匹い、労働は体に悪い 運動は好きな時にやめられるが、労働は、
勝手にやめられない 1親阿枠駘僂かかるが、労働は報酬を得られる等、違いは
大きい。趣味で農業をやっているが、運動の領域は遥かに超えてしまった。

2021.10.12 Tuesday

埃対策テント

埃対策

コンバインで収穫したモミは、家に運び、乾燥機に投入し半日以上かけて乾燥。
その間ファンが回り、モミに付いているホコリを排出。そのすごいこと、昨年は、
何の対策もしないで家の前スペースに排出したものだから、ホコリが舞い上がり
家の瓦はホコリで真っ白。庭も雪が降ったように真っ白。大変なことになった。
次は「なんとかせんと・・」と思い付いたのがテント。「こんな大きなテント
どうするの?」と言われながら組み立ててみたら、さすがに大きい。
でも、結果的には大正解。このテントの中に一旦ホコリが止まり落下、しかも
ミストが噴射される装置までつけたので完璧。新品のテント、珍活用。

2021.10.10 Sunday

子供田植

子供稲刈り


田植えをしたのが6/20、そして刈取りが10/10、4か月もかかっていない。
今年の銘柄は「ヒノヒカリ」、稲の生育は、子供たちの成長と同じくらい早い!
そして、「ここだけは、自分の手で植える・・」と自らお手植えした苗は、順調に成長。さらに「植えたのは自分で刈る・・」と言いきり、早くも農作業へのこだわりを見せる。
遠方から帰ってきて手伝いするとは頼もしいかぎりだ。今後も頑張ってもらおう。
小さな頃から田圃に馴染んで欲しい。米は食べ放題。



2021.10.08 Friday

稲刈り開始

稲刈りをいよいよ開始。近所のおじさんがコンバインが回れるスペースの
隅刈取りを手伝ってくれました。なんと91歳、非常に元気。この水路を
ヒョイヒョイと身軽に超えて、スタスタと歩き鎌で刈り取っていきます。
元気の秘訣は、毎日お酒を飲んで、ストレスなく、自分ができるレベルを
少し上回る仕事を続けることだそうです。有難く手伝ってもらいました。
このお歳まで元気に農作業できる姿は素晴らしい!ぜひ見習いたい!
今日は4時間ほど刈取りして乾燥機に投入しました。翌朝の9時半に終了。
その後、8時間ほど冷してから籾摺りを開始。


2021.10.07 Thursday

ベトナム稲刈り

ベトナムの稲刈り

10年前にベトナムへ行った時、稲刈りをしていた。
その光景は、遠い昔に自分たちがやっていたのと大変よく似ていた。
手作業で稲刈りをして、一束一束運び足踏み脱穀機にかましていた。
懐かしい田舎風景だなあと眺めていると、草刈機で、整然と稲を揃えながら
バッタバッタとなぎ倒す人がいた。殆どの人は手鎌で稲刈りしていたので、
「どうだ、凄いだろう!」という感じだった。工夫する人は何処にでも居る
ものだ。みごと言うしかなかった。
これに比べると、今のコンバインは夢のような機械で、ずいぶん楽になった。
しかし、楽な方にはすぐに慣れてしまい、それでも大変だと思うようになる。



2021.10.05 Tuesday

変なだいこん

曲り大根

大根の苗は絶対移植ができません!と昔から言われていた。
だから、キャベツや白菜はあっても、大根の苗は店で販売されていない。
そう言われると、がぜん移植をしてみたくなり、以前やった結果がこれ。
やはりダメだった。真直ぐ下に伸びていた苗を抜いて他へ移植をすると、
「せっかく真直ぐな大根になろうと頑張っていたのに!、途中で動かされ
るともうやる気がなくなった!」と言わんばかりに、いじけて曲がったり、
二股になったり、面白い位いろんな形の大根ができたので、干し大根に。
最もユーモラスな形の大根は、少しだけ切れ込みを入れて写真撮影。
今年の種は発芽がまばらなので、移植したい気分だけれども、もうしない。

2021.10.01 Friday

ジャガイモ

10月になってしまった。
ジャガイモの植付けをしなければと思いつつ、優先作業が続き遅れてしまった。
植付けに必要とされる芽出しを少しでも遅らそうと、真っ暗の低温冷蔵庫に保管し、
これで大丈夫、ちょうど良い具合に少しだけ芽が出ているかなと思って取り出し。
その結果がこの状態。もう待ちきれなかったようで、ジャガイモの芽は自由に
伸び放題。一瞬何事かと思ったほどすごい光景になってた。写真はでじまの種芋。
急いで畝作りをし、この成長しすぎた長い芽を取り除きつつ植付けは無事完了。
植付品種:でじま、きたあかり、インカのめざめ、アンデス、男爵

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