2022.01.20 Thursday

古いトラクター

古いエンジン


古いトラクターで、田圃の土を寒さにさらす寒起し作業をしていたら、最後の一筋になって「私これ以上はもう無理」と言うかのように、油の粒がポタポタとエンジン部分から落ちてきた。どうにかまだ動けたので、道にポタポタ油を垂らしながらも家までたどり着き確認すると、油圧パイプが破損しかかっていた。器に溜まっているのがその油。
人間でいえば動脈瘤破裂のようなものだ。老化とともに油圧に耐えられないほど弱くなったパイプから油が吹き出したのが原因だ。涙のような油を垂らしながらも無事帰宅できてよかった。後は修理待ち。
偶然かもしれないが、新しいトラクターが来て従来の自分の居場所が取られたので、「もう私はいらないのね」と言う無念の涙だったのかもしれない。でも大丈夫、修理を頼んでいるので回復したら2台協力態勢でまだまだ働いてもらいます。

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