2022.08.30 Tuesday

白絹病

カラスが落花生の近くに集まり出した。「なんか良い匂いがする、もうそろそろ食べられる頃かなあ、ちょっとほじくってみよう・・」。ある程度のロスはいつも想定し多めに植付けしているので、ほじくり出して食べるくらいは大丈夫。少しはくれてやろう。
しかし、一昨年大きな被害を受け収量を激減させた病気は別だ。白いカビが根に広がり枯れていく新型コロナウイルス並みのカビ病だ。最近の雨で湿度が高くなり、高温が続いているので、病原菌にとっては最高の環境になっている。「いまこそ我々の仲間を増やす最高のチャンス」とばかりに一気に勢力拡大を計っている。農薬と言う武力を使って鎮圧すれば良いが、それは使用しないことにしているので、今は病気にかかり白くなった落花生を引き抜き隔離処分することでやり過ごすしかない。
落花生はこの病気が発生しやすく連作を極度に嫌う。同じ所に植えて良いのは5年後だ。5年間も空けられる余裕はないし、薬剤は使いたくないし、悩ましいけれども、美味しい落花生を食べるためには作り続けるしかない。消石灰や燻炭などを使い消毒を徹底しながら付き合っていくしかないようだ。

2022.08.24 Wednesday

出穂

稲の穂が初めて出る時の状態を表す「出穂」はなんと読む?、農家でありながら、ずっと「しゅつほ」と読んでいた。正解の読み方は「しゅっすい」。農協の人に「しゅっすいの日が近いですね」と言われ、??と思いめぐらし、ようやく間違いに気が付いた。でも、「穂が出る日が近いですね」で良いようなものを、わざわざ難しく言わなくても・・・。
負け惜しみか・・・。
そして、今日の朝巡回に行ったら「見て!見て!」という感じでみごとに出穂していた。一昨年は24日、昨年は25日、そして今年は今日24日。稲はどうやってこの日を判断しているのだろう。田植えをした日は違うし、長雨だった昨年とは天候が大きく変わりこんなに猛暑が続いているのに、ほとんど同じ日に揃うなんて何故?自然界は本当にすごい。
この日が過ぎると、稲穂はどんどん成長し、10月初旬に始まる稲刈りに向かって一気に加速して行く。その間水は欠かせないが、入れっぱなしで澱んだ水たまり状態にしてはいけない。乾かしたり、またきれいな水を入れたりを繰り返し土に活力を与えなければ美味しい米にはならない。水の管理もまだまだ大変。

2022.08.17 Wednesday

茄子

35℃を超える猛暑日が20日以上続いており、茄子や胡瓜の生育が急激に悪くなった。
水不足のせいで茄子はつやがなくなっているし、胡瓜はまっすぐにならず曲がったものができている。大きくなった茄子の身は固くなり、種がいっぱいあって食用にならない。
野菜は、短期間にす〜っと大きくなったのが一番美味しい。水分もしっかり供給され短期間で大きくなったものは、種の成長よりはるかに速いスピードで果肉が太るので、食感が良く美味しい野菜になる。しかし、今回のような猛暑になると、野菜は生存の危機を感じ子孫を残すため沢山の種作りを始める。そうなると果肉は後回しで種ばかりに栄養が回されるので、茄子や胡瓜も、切って中身を確認すると種だらけになっている。
でもここで水をふんだんにやってしまうと、「やっと一息つけた!」と一時的には良い野菜に戻るのだが、その後少しでも水が切れると、「もう水なしの生活には戻れません!」となって簡単に枯れてしまう。水田で稲の中干し作業をするのと同じだ。
自分でしっかり根を延ばし、水分を確保できる力を持たなければ生きていくのが難しい。自然の流れに任せ雨が降るまで放置です。

2022.08.10 Wednesday

新型草刈機

草刈機と言えば、エンジン付きのシャフトの先に丸い刈払い歯がついたのが一般的。鋭い歯がついて円盤が回転するのでとても危険だし、肩にかけ左右に振りながら草を刈っていくので体力も必要。特に石の際を刈るときは金属の歯が接触すると危ないので、別のナイロンコード式の草刈機を使う。
これまでこの2台を駆使して草刈りをしてきたが、体力低下を新装備で補うため、新たな草刈機を追加した。新型草刈機は重さが50圓發△襪里如軽トラに積んで持ち運ばなければならないが、自走式なので楽だし草刈力は抜群だ。特にオリーブ園の草刈りは斜面が多く難儀していたので、早速問題の場所で試してみた。写真に写っている平地では草を刈りながら自分で進んでいくので作業は快適。そこで、平地向こう側にある斜面対応力を試してみた。少しの傾斜は何の問題もない、40度くらいを超えたところで横滑りを始め、さらに傾斜がきつくなった段階で「もう限界です!」と私の手を離れ転がり落ちた。でも壊れることなく一回転して見事に着地しセーフ。
限界さえ知っていればもう大丈夫。一度経験していればもうそれ以上の無理はしないし、逆に限界ギリギリまでは余裕で攻められる。もし限界まで攻めることをしていなかったら「危ないのでは・・」という弱気がいつも先行し、能力を最大限引き出すことはできないまま終わってしまうのかもしれない。レッドゾーンを知ることは大事だ。だから、今回の一回転滑り落ち事故は、無駄ではなかったということにしよう。新型草刈機頑張れ!

2022.08.02 Tuesday

ヒシ除去

池の地引網

近所の農家が共同で利用している水田用のため池に、ヒシの水草が繁茂してきたので除去しようということなった。いろいろ方法を考えた結果、ゴムボートを使って網を投入し、地引網のように皆でひっぱり上げ片付けることにした。
ところが、この排除を水草たちが察したのか、最近一週間くらいで水面に盛り上がるほど急激に成長した。その結果、引き上げるのが困難になるほど大量に網にかかりすぎ、2回作業したところでギブアップ。水面から無くなったのはほんの一部だけだった。自然の力に少数の人間で立ち向かうのはやはり無理。この水草があるおかげで、池の水は浄化されとてもきれいになっているので大変有難いけれども、この先どうなっていくのだろう。
自然の流れにまかせ見守るしかないか・・・。

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