2022.09.21 Wednesday

朝顔倒壊

車事故

日本列島を縦断した台風14号の強風で、毎朝きれいに咲いていた朝顔の大きな棚が倒れてしまった。早速起こし、伸びすぎていた枝も剪定し回復させたが、これくらいの事故は十分あり得ることだ。むしろ、台風が来れば何らかの事故がおこるので、事前にそう思っていなければならない。
地震も事故は必ずやってくる。もし生きている間に自分の身に降りかからなければ、それはラッキーだっただけだ。運の良し悪しはあるが、今年は車の事故にも会った。スーパーの駐車場で車に乗り込みエンジンをかけようとしたら、左前方にとまっていた車が突然曲がりながらバックしてきて側面にぶつかった。バックで出ようとしてハンドルを早く切り過ぎたのが原因だったが、唖然と見ているだけで避けようがなかった。車が少し壊れただけ済んだので良かったものの、やはり事故はやってきた。しかし、突然にやってくると驚いてしまう。

2022.09.13 Tuesday

SDGS


「エス・ディー・ジーズの本が欲しいので買いに行きたい!」と小学生の孫から言われ、驚いてしまった。小学校で、持続可能な開発目標 SDGs(エス・ディー・ジーズ)の勉強をするなんて、すばらしいと言うのか、やりすぎと言うのかどちらだろう。
本屋へ一緒に行ってみたら、子供用に読みやすく書かれたSDGSの本が、本当に並んでいたので一冊買ってやった。「今年も稲刈りする時手伝うからね」と言って、帰って行ったこの孫たちと未来の農業について話すとき、「エス・ディー・ジーズのことも知らないの?」と言われないようにしなければ・・。世の中変わったもんだ。
17の目標のうち、目標1「貧困をなくそう」、2の「飢餓をゼロに」の実現に農業は欠かせない。また、目標11「住み続けられるまちづくり」のためには、帰省したいと思う豊かな環境を保持していかなければならない。田畑や山の活用は土地の生産性を高めるし、自然の環境を良好に維持していけるので、目標12「つくる責任つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標15「陸の豊かさを守ろう」とも関連している。
実践よりも知識が先行している気分屋の孫たちが、持続的にSDGsをやっていくとは思えないが、少しでも興味を持って、未来の農業を手伝ってもらえれば素晴らしい。

2022.09.06 Tuesday

マメトラ

マメトラ草

近所の納屋から、一輪しかない奇妙なミニ耕運機“マメトラ”が出てきた。何十年も前の古い物らしく、燃料タンクの内側はさびているし、燃料パイプやキャブレターはゴミが詰まっていた。興味深く見ていたら「好きにしていいよ」と言われたので、細い溝の落花生畑の除草をするのにはちょうど良いにではないかと考え、自分で修理してみることにした。
そして一か月後、ようやく修理が終わり除草作業に持ち出した。しかし、完璧に修理し順調に行くハズだったのにまさかの事態が発生。修理が長引いたせいで草はずいぶん伸び、「そんなミニ耕運機で私たち雑草が本当に倒せると思っているの?」とばかりに、畝間の溝に突入させた途端、小さなローターは長い草達にぐるぐる巻きにされ、除草耕作機能は封じられてしまった。さらに、ローターが地面に刺さらず車輪状態化したので、その回転力も加わり、一輪しかない不安定なミニ耕運機は暴走した。
そもそも、このミニ耕運機は、除草などの耕作をする目的で作られたのではないらしい。トラクターできれいに耕されたあと、軟らかい草のない状態の土地に細い溝を掘っていく道具だった。ミニ耕運機だからとなめていたら、今回のようなことになってしまった。
こうして、マメトラは、寂しく元あった納屋へ帰って行き、また眠りについた。なんでも欲しそうにしてもらってきてはいけない!と言われてしまった。


2022.08.30 Tuesday

白絹病

カラスが落花生の近くに集まり出した。「なんか良い匂いがする、もうそろそろ食べられる頃かなあ、ちょっとほじくってみよう・・」。ある程度のロスはいつも想定し多めに植付けしているので、ほじくり出して食べるくらいは大丈夫。少しはくれてやろう。
しかし、一昨年大きな被害を受け収量を激減させた病気は別だ。白いカビが根に広がり枯れていく新型コロナウイルス並みのカビ病だ。最近の雨で湿度が高くなり、高温が続いているので、病原菌にとっては最高の環境になっている。「いまこそ我々の仲間を増やす最高のチャンス」とばかりに一気に勢力拡大を計っている。農薬と言う武力を使って鎮圧すれば良いが、それは使用しないことにしているので、今は病気にかかり白くなった落花生を引き抜き隔離処分することでやり過ごすしかない。
落花生はこの病気が発生しやすく連作を極度に嫌う。同じ所に植えて良いのは5年後だ。5年間も空けられる余裕はないし、薬剤は使いたくないし、悩ましいけれども、美味しい落花生を食べるためには作り続けるしかない。消石灰や燻炭などを使い消毒を徹底しながら付き合っていくしかないようだ。

2022.08.24 Wednesday

出穂

稲の穂が初めて出る時の状態を表す「出穂」はなんと読む?、農家でありながら、ずっと「しゅつほ」と読んでいた。正解の読み方は「しゅっすい」。農協の人に「しゅっすいの日が近いですね」と言われ、??と思いめぐらし、ようやく間違いに気が付いた。でも、「穂が出る日が近いですね」で良いようなものを、わざわざ難しく言わなくても・・・。
負け惜しみか・・・。
そして、今日の朝巡回に行ったら「見て!見て!」という感じでみごとに出穂していた。一昨年は24日、昨年は25日、そして今年は今日24日。稲はどうやってこの日を判断しているのだろう。田植えをした日は違うし、長雨だった昨年とは天候が大きく変わりこんなに猛暑が続いているのに、ほとんど同じ日に揃うなんて何故?自然界は本当にすごい。
この日が過ぎると、稲穂はどんどん成長し、10月初旬に始まる稲刈りに向かって一気に加速して行く。その間水は欠かせないが、入れっぱなしで澱んだ水たまり状態にしてはいけない。乾かしたり、またきれいな水を入れたりを繰り返し土に活力を与えなければ美味しい米にはならない。水の管理もまだまだ大変。

2022.08.17 Wednesday

茄子

35℃を超える猛暑日が20日以上続いており、茄子や胡瓜の生育が急激に悪くなった。
水不足のせいで茄子はつやがなくなっているし、胡瓜はまっすぐにならず曲がったものができている。大きくなった茄子の身は固くなり、種がいっぱいあって食用にならない。
野菜は、短期間にす〜っと大きくなったのが一番美味しい。水分もしっかり供給され短期間で大きくなったものは、種の成長よりはるかに速いスピードで果肉が太るので、食感が良く美味しい野菜になる。しかし、今回のような猛暑になると、野菜は生存の危機を感じ子孫を残すため沢山の種作りを始める。そうなると果肉は後回しで種ばかりに栄養が回されるので、茄子や胡瓜も、切って中身を確認すると種だらけになっている。
でもここで水をふんだんにやってしまうと、「やっと一息つけた!」と一時的には良い野菜に戻るのだが、その後少しでも水が切れると、「もう水なしの生活には戻れません!」となって簡単に枯れてしまう。水田で稲の中干し作業をするのと同じだ。
自分でしっかり根を延ばし、水分を確保できる力を持たなければ生きていくのが難しい。自然の流れに任せ雨が降るまで放置です。

2022.08.10 Wednesday

新型草刈機

草刈機と言えば、エンジン付きのシャフトの先に丸い刈払い歯がついたのが一般的。鋭い歯がついて円盤が回転するのでとても危険だし、肩にかけ左右に振りながら草を刈っていくので体力も必要。特に石の際を刈るときは金属の歯が接触すると危ないので、別のナイロンコード式の草刈機を使う。
これまでこの2台を駆使して草刈りをしてきたが、体力低下を新装備で補うため、新たな草刈機を追加した。新型草刈機は重さが50圓發△襪里如軽トラに積んで持ち運ばなければならないが、自走式なので楽だし草刈力は抜群だ。特にオリーブ園の草刈りは斜面が多く難儀していたので、早速問題の場所で試してみた。写真に写っている平地では草を刈りながら自分で進んでいくので作業は快適。そこで、平地向こう側にある斜面対応力を試してみた。少しの傾斜は何の問題もない、40度くらいを超えたところで横滑りを始め、さらに傾斜がきつくなった段階で「もう限界です!」と私の手を離れ転がり落ちた。でも壊れることなく一回転して見事に着地しセーフ。
限界さえ知っていればもう大丈夫。一度経験していればもうそれ以上の無理はしないし、逆に限界ギリギリまでは余裕で攻められる。もし限界まで攻めることをしていなかったら「危ないのでは・・」という弱気がいつも先行し、能力を最大限引き出すことはできないまま終わってしまうのかもしれない。レッドゾーンを知ることは大事だ。だから、今回の一回転滑り落ち事故は、無駄ではなかったということにしよう。新型草刈機頑張れ!

2022.08.02 Tuesday

ヒシ除去

池の地引網

近所の農家が共同で利用している水田用のため池に、ヒシの水草が繁茂してきたので除去しようということなった。いろいろ方法を考えた結果、ゴムボートを使って網を投入し、地引網のように皆でひっぱり上げ片付けることにした。
ところが、この排除を水草たちが察したのか、最近一週間くらいで水面に盛り上がるほど急激に成長した。その結果、引き上げるのが困難になるほど大量に網にかかりすぎ、2回作業したところでギブアップ。水面から無くなったのはほんの一部だけだった。自然の力に少数の人間で立ち向かうのはやはり無理。この水草があるおかげで、池の水は浄化されとてもきれいになっているので大変有難いけれども、この先どうなっていくのだろう。
自然の流れにまかせ見守るしかないか・・・。

2022.07.26 Tuesday

中干し


今は、稲の中干し中。田植え以来、常に潤沢に満たされていた水田の水が無くなり、地面は白く干乾び、大丈夫だろうかと思うくらい無数の地割れが発生している。
もし、この中干しをしないまま潤沢に水を与え続け過保護で育て続けると、「頑張って根を張り巡らさなくても水はいつも十分あるので今のままで大丈夫」と稲は思ってしまい、見た目は奇麗に育っていても、台風がきてちょっと押されるとひとたまりもなく倒れるほど貧弱な根しか持たない稲に成長してしまう。
「世の中はそんなに甘くない、いつまでも水が潤沢にあると思うなよ、今自分でしっかり根を張り巡らさなければ死んじゃうよ」と脅しをかけ、厳しい環境にも耐えられるようにするのが中干しだ。
適度な干しあげは、「籾種作りの準備も始めなければ・・」という、秋の実りに向けたスイッチを入れさせる役目もある。水入れをさぼっているのでひび割れしている訳ではないです。もう少しすれば再び田圃に水を入れてあげるので頑張ろう。

2022.07.19 Tuesday

パイナップルリリー

最近気になっていた花「パイナップルリリー」。最初に見た時、パイナップルの一種で小さい実をつけているのかと思った。実のなる植物が大好きなので買ってみようと思ったのだが、開花前のものはどこにも売られておらずこれまで買う機会がなかった。
正式には「ユーコミス」という花の蕾が果物のパイナップルのように見えることから、パイナップルリリーという別名がつけられているらしいが、本当の実にならないのが少し寂しい。でも、見た目がとても可愛いので観葉植物として十分楽しめる。
その花が、たまたま通りかかった山奥の産直で一鉢だけ売られていた。しかも開花前のパイナップルそっくりの実がついていて「これからだんだん花が咲いてくるので面白いよ」と横にいた生産者のおばあさんに言われたので即買ってしまった。買って大正解、言われた通りだった。この変な花は次々と下から花が咲いてきて毎日楽しめる。

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