2022.01.23 Sunday

黄金色の稲

ぼかしタンク

近所の長老が長くぼかし肥料で米作りをしてきた。収穫量は平均の七割程度に落ちるが、とても美味しいのができる。この肥料で栽培している田圃の稲が熟れる頃、周りの田圃と明らかに違う明るい色、一面黄金色になる。従来有機肥料の効果については懐疑的だったが、このみごとな光景を見てから考え方が変わってきた。
こうして、今年も有機肥料の野菜作りを目指しぼかし肥料を作っている。もみ殻燻炭100ℓ、米ぬか25圈¬攷欖釈液、発酵促進剤などを混合し、肥料作成用のタンクに入れて発酵させ、甘酸っぱい匂いの熟成した燻炭ぼかし肥料の第一回目がようやく完成。
有機肥料は、微生物に分解されることで効果を発揮することから、効き目が現れるまでに時間がかかる。即効性でないので、元肥に入れると徐々に効いてくるタイプだ。発酵の温度管理や定期的な撹拌作業もあり手間がかかるし効きめも弱いので、有機肥料にこだわり過ぎるのはどうかと思うが、材料費用はほぼゼロで、健康にも安全安心なのは魅力的だ。
しかし、長老のようにこのぼかし肥料だけを使った米作りは絶対できません!とんでもない量の有機肥料作りをしなければならないし、肥料を担ぎ稲の刈り株を数えながら手で田圃一面均等に散布して行く作業なんてとても無理。化成肥料もやはり大切です。

2022.01.20 Thursday

古いトラクター

古いエンジン


古いトラクターで、田圃の土を寒さにさらす寒起し作業をしていたら、最後の一筋になって「私これ以上はもう無理」と言うかのように、油の粒がポタポタとエンジン部分から落ちてきた。どうにかまだ動けたので、道にポタポタ油を垂らしながらも家までたどり着き確認すると、油圧パイプが破損しかかっていた。器に溜まっているのがその油。
人間でいえば動脈瘤破裂のようなものだ。老化とともに油圧に耐えられないほど弱くなったパイプから油が吹き出したのが原因だ。涙のような油を垂らしながらも無事帰宅できてよかった。後は修理待ち。
偶然かもしれないが、新しいトラクターが来て従来の自分の居場所が取られたので、「もう私はいらないのね」と言う無念の涙だったのかもしれない。でも大丈夫、修理を頼んでいるので回復したら2台協力態勢でまだまだ働いてもらいます。

2022.01.17 Monday

新トラクター

今年から新しいトラクターが農作業の仲間に加わった。
ずっと使っているトラクターは、車でいえばマニュアル仕様。クラッチを踏んでギアを変え、耕作ローターの上げ下ろしも手動。操作はとてもマニアックだが、長い間使ってきたので体にしっかり馴染んでいる。
しかし、車の運転も免許返上時期がやがて来る。トラクターのマニュアル操作は車以上の脚力とたくさんの操作を一度に行うので、無理をしないで済むようオートマチック仕様の新しいトラクター導入がいずれは必要だった。
耕作面積も広がってきたので、これからは、際上げなど細かい所は従来の使い慣れた古いトラクターで、広くスピードが求められる所は新しいトラクターでの二台協働態勢だ。

2022.01.14 Friday

ろうばい

ロウバイの花は、まるで蝋細工ようにきれいで黄色く透き通っている。花の咲き方は梅に似ているけれども、見れば見るほど本物か造花か分からなくなるような不思議な花だ。
漢字でも蝋梅と書き、今の時期が一番美しい。しかも、非常に良い香りがするので、木の下を通っただけで、今年もロウバイが咲く時期になったなと知れる。切り花にして家に置くと匂いですぐ分かる。匂いが強すぎるので、あまり花やで見かけないのかもしれない。
ずいぶん昔からあるが、剪定をし過ぎると少ししか花が咲かないし、穂伸び放題にしておくと枝が団子状態になる。結構手入れに手間がかかるが大切にしたい花の木だ。しかし、花はきれいでも、沢山なる果実は有毒なので要注意。

2022.01.11 Tuesday

船陸揚げ

昨年は修理修理の連続で出航機会も極めて少なく悲しい1年でした。
今年はハイシーズン前にメンテナンスをしようと補修用品を購入・・・注文から届くまで早すぎだわ〜〜寒さに気構えが出来ておらずのらりくらり暖かくなるのを心待ちにしている今日この頃です。
今回の補修は「海遊社」でこんな物を購入しました。
・アンカーのかかりを良くするためのステンレスチェーン
・船体外部の木部塗装用超硬度ニス
・ディゼルエンジンクリーニング用オイル(2基分)
・ハッチ、航海灯、停泊等、サーチライト、ホーン他のシーリング補修剤
・ハル紫外線防止ワックス
・救命浮輪用ロープ(20m)
補修用品
早くコイコイ暖かい日!
新しいGPS魚探の確認、エンジンスロットル確認、発電機水漏確認・・・そして魚釣り、、、やりたい事は山盛りだが何故か気持ちと身体が海の寒さを嫌がってます。
ボチボチ気合を入れて作業にとりかかるぞ〜!

2022.01.11 Tuesday

メタバース会議

ジャガイモ掘り

FarmYanoが螢瓮診星爐鮴瀘し、メタバースの農園(農園名:Agri Metaverse、通称メタ農園)事業を開始したので、まず、ジャガイモでも作ってみようと申込みをした。
メタ農園はWeb上の仮想農園なので、普通の申込みではゲームで株式を買うようなものであり実収はない。しかし、メタ農園で収穫されたジャガイモを実際に手に入れたいと考えたので、収穫物を現物に交換できるコースで申込みした。もし、収穫した物すべてを現物で手に入れたいと思うなら、種や肥料および作業するアバターの労賃など経費全てを負担する申込み方法もある。螢瓮診星爐蓮∩択コースに応じ農家と提携し、現実の農園で申込み品種を並行栽培するので、こうしたことが出来る。
まず、メタ農園の土地選定からだったが、肥沃でない料金の安い畑を選んだ。土壌調査を見ると酸性だったのでジャガイモには適していた。メニューに品種一覧があったので、ねっとり系の「出島」、黄色く甘い「インカのめざめ」を選んだ。肥料も若干高めだがジャガイモ専用を選んだ。また、作業するアバターの労賃は時間に応じた実費払いを選択。知識や情報を提供してくれるコンシェルジュサービスの契約は高かったのでしなかった。
それらを加算すると料金は約1万円かかったが収穫はまずまずだった。メタ農園で収穫できたジャガイモは現物に交換できるコースで申込みをしていたので、宅急便で送ってもらうことにした。店で買うよりも高めだが遊び料金も入っているので良しとしよう。
螢瓮診星爐離瓮縫紂爾砲鰐ノ賄な作物がたくさんある。温室栽培のミニトマトや苺は病気の心配もなく簡単そうだ。また、オーナー制度の蜜柑などの果樹コースはアバターを通じ人のつながりもできるので魅力的だ。次は何にしようかな。

2022.01.08 Saturday

夏蜜柑

夏蜜柑の実がずいぶん色よくなってきた。今年は沢山生っているので、マーマレードの材料に不足はない。例年だと、今月下旬くらいから作り出し産直へ出荷してきたけれども、今は「寒いので朝早く産直へ持っていくのは大変」という気持ちが先行中。
時々「もう時季ですよ!」と摘み取りを促すように、熟した夏蜜柑の実が落ちる。それを見ても「あっ、落ちた」としか思わないが、昔ニュートンは、リンゴの実が落ちるのを見て、「落ちた」と考えず、「下に引かれた」と考えたことから万有引力の法則を導き出したそうだ。物は見方次第だ。実が落ちるのも、当然だと思わず何故だろうと思えば、新しい考えも出てくる。
でも、夏蜜柑の実が落ちるのを見て「下に引かれた」なんて、普通の人間は考えません。

2022.01.05 Wednesday

ぽつんと一軒家

買物

メタバース店舗とドローンが普及すると、人里を離れた「ぽつんと一軒家」で一人暮らしをしていてもあまり困らない時代がくるかもしれない。
年をとって山奥で一人暮らしをしていると、細い山道を自分で運転し出かけるのが難しくなり、買物にも困ることになる。そこで助けになるのが仮想空間のメタバース店舗だ。
高速通信用光ケーブルが使える環境さえあれば、家に居たまま、VRゴーグルをかけ、パソコン上でメタバース店舗とインターネット接続し、自分の分身アバターが、メタバース上のスーパーで買い物をする。VRゴーグルから見える商品は、普通にする買物と同じ光景で分身のアバターが持っているカゴに入れ、セルフレジへ持って行き決済。その後、買った商品はドローンで山奥の家まで運ばれてくる。メタバース店舗で買ってから数時間で商品は「ぽつんと一軒家」に到着だ。また、メタバースは病院などにも活用できる。血圧など自分のデータがインターネットで繋がった分身アバターがメタバースの病院に行って診察を受ける。もし生身の診察が必要な時は双方向TVカメラを随時使う。そして、薬はドローンで運ばれてくる。遠隔診療の未来版だ。メタバースは、活用次第でもっと面白くなる。

2022.01.02 Sunday

2012オリーブ園
オリーブ園2012

2022オリーブ園
オリーブ園2022

2022年になり、この冬剪定後のオリーブ園と2012年秋植付け後間もないオリーブ園を比較してみると、見違えるほど変化している。10年の月日はオリーブの木をずいぶん大きく育て、一番大きいのは4mを超える高さになっている。
しかし、潤沢に栄養分があり過ごしやすい環境でぬくぬく伸び放題に育っていると、全く危機感を感じないので、種を作り次世代につなげていくために果実を着けるという本来の習性が弱くなって行くらしい。自然界は皆同じだ。
オリーブは、どんどん上に伸びる主幹よりも、横に広がる新しい小枝の方に多くの実をつけるので、ぬくぬくと実を着けずに丈だけ大きく育つことがないよう、今回は、太い主幹をバッサリと切り落とし、小枝を伸ばすよう剪定をした。
オリーブには、適度な危機感を感じてもらえたかな。

2021.12.30 Thursday

仮想農園

VRゴーグル

今年一番興味をひかれたのが「メタバース」。これを農業にも活用できるかな。
最初は何の意味かさっぱり解らなかったが、アニメゲームをしているような立体的な超仮想空間がメタバース。VR(バーチャルリアルティ)ゴーグルをつけてパソコンを操作すると「仮想農業空間」のメタバースへ入って行ける。その仮想農業空間に自分の分身として「アバター(アニメ人間)」を作っておけば、そのアバターが農作業をする。仮に、今年大失敗した黒豆作りをさせていたらどうなったか。
まず、仮想空間に作られた自分の畑に、トラクターと耕運機を使って畝作りをする。アバターは5月に種播きしたが、ネッ上で収集した地域の気象情報等がメタバース上で自動的に反映され、6月に入り黒豆の背丈がどんどん伸びたところで警告が発せられた。「これ以上この時期に成長すると、実に回す肥料余力がなくなり、台風で倒れるリスクもある」ということだ。現実の畑を見てみるとそれと同じような状態だったので、指示通り上の方を切って半分の背丈にした。その後も、現実の畑との比較をしながら、アバターからの注意や警告によって追肥や水やりなど対処しつつ、メタバースの畑も現実の畑も最終的に順調な実りを迎えることができ、結果上手く行ったという未来物語。
近い将来、メタバースの「仮想農業空間」に、田圃や畑の状態、機械設備、働く人の状況などをセットし参加すると、仮想農業空間での農作業が現実の農作業と並行して進むことになる。水田の水位などは計測機によって自動的にメタバースへ送信され管理される。肥料や農薬の散布時期は気象情報を勘案して仮想空間で指示が出て作業が進む。そして、それに合わせて現実の農作業も進められる。力仕事が減り大幅に楽になる訳ではないが、上手く活用すれば農業にも役立つ日がくるかもしれない。

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