2023.05.26 Friday

育苗

米作りの最初は、まず苗作りから。いま栽培している「にこまる」と言う品種は苗が市販されていないので、種籾から買って自ら育苗するしかない。
そこで、今年も作業が始まったが、育苗箱に培土を入れ、種播きする大変さや失敗するリスクを考えれば、本当は高価でも買って済ませたいところだ。
時季は刻々と迫り、積み上げた床土用の培土や籾種は「いつでも出番を待っています」とばかりに威圧してくる。そして皆に育苗作業を手伝って貰った結果、銀色の専用ビニールをかけたトンネル群はついに完成し育苗中。
鶴の恩返し物語で「絶対に開けて部屋の中を見ないでください」と言われているように、このトンネルも、約2週間この状態でそっとしておかなければならない。開けると中の温度が急激に下がってしまい障害が起きるからだ。昨年は、途中で開けてしまい育苗が上手くいかなかったので、今は我慢!。

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