2022.08.24 Wednesday

出穂

稲の穂が初めて出る時の状態を表す「出穂」はなんと読む?、農家でありながら、ずっと「しゅつほ」と読んでいた。正解の読み方は「しゅっすい」。農協の人に「しゅっすいの日が近いですね」と言われ、??と思いめぐらし、ようやく間違いに気が付いた。でも、「穂が出る日が近いですね」で良いようなものを、わざわざ難しく言わなくても・・・。
負け惜しみか・・・。
そして、今日の朝巡回に行ったら「見て!見て!」という感じでみごとに出穂していた。一昨年は24日、昨年は25日、そして今年は今日24日。稲はどうやってこの日を判断しているのだろう。田植えをした日は違うし、長雨だった昨年とは天候が大きく変わりこんなに猛暑が続いているのに、ほとんど同じ日に揃うなんて何故?自然界は本当にすごい。
この日が過ぎると、稲穂はどんどん成長し、10月初旬に始まる稲刈りに向かって一気に加速して行く。その間水は欠かせないが、入れっぱなしで澱んだ水たまり状態にしてはいけない。乾かしたり、またきれいな水を入れたりを繰り返し土に活力を与えなければ美味しい米にはならない。水の管理もまだまだ大変。

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