2022.01.30 Sunday

文旦剪定

この文旦の木に白いカイガラムシが繁殖し、その糞で葉っぱが黒くススをあびたようになった。スス病だ。文旦の実はススの影響で汚れるし、木全体も緑が少なく薄汚れた感じになってしまった。そこで、黒く汚れ、白いカイガラムシの卵がついた葉っぱを取除くべく一枚ずつハサミで切取っていったら、最後はとうとう葉っぱがほぼなくなってしまった。それくらい悪に侵されていたということだ。放置していて悪かったと反省したので、マシン油を木に散布して油膜を作り、まだ残っているカイガラムシを窒息死させてやろう。
これだけ沢山の葉っぱを取り除きほぼ坊主頭にして、悪い枝もバッサリ落とす処置をすると、文旦の木は相当に危機感を感じているはずだ。以前にも、実割れする美味しくないダメな実ばかりつけるので、伐採寸前まで強く剪定したら、改心したらしくそれ以来美味しい実をつけるようになった。今回も強剪定で、「心機一転、新しい葉っぱをいっぱい出して頑張るか・・」、それとも「沢山切取られた私なんか、もうだめかも・・」と思うのか、どちらだろう。薬代わりに窒素系肥料を撒いておくので、ぜひ頑張って貰いたい。

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