2022.02.07 Monday
自分用で食べるものがなくなったので、久しぶりに落花生の焙煎をした。
しかし、疲れているときに焙煎していると、じっと見つめながら「一回、二回・・」とヘラを動かした数を数えるので、すぐに眠気をよんでしまう。羊を数えるのと同じだ。右手で焙煎用ヘラを動かした数を、左手で100回単位指折りしながら数えていたのに、眠気で指がゆるんでしまい回数がわからなくなってしまった。
仕方がないので、豆の焼き色で判断。白っぽいのはまだまだ、黒くなったのは焼きすぎ、表面の一部が少し黒くなった頃がちょうどよい。そして、香ばしさのにおいと、パチパチ爆ぜる音の回数で総合判断する。要するに感だ。
でも、豆の大きさが違うと、火の通りが違う。小さいのは、表面と中身の温度差があまり生まれないが、写真のオオマサリと言う品種の大きい豆になると、中までなかなか温度が上がらず、表面は黒くなっていても中身は生焼けという状態ができる。だから、焙煎するときは、豆の大きさごとに4区分をして、それぞれに適した焼き方で個別に焙煎する。
そして、大きさの違うすべての豆が焼き上がり冷めたところで、全部を混ぜて袋にパッキングする。添加物は何も無いので豆そのままの味だが、いろんな大きさの豆があるとそれぞれ味が違っていて面白い。