2022.12.29 Thursday

イノシシ大

山からオリーブ園に通じる斜面にイノシシ防止用の板柵を設置したが、何処からか入ってきたのか、オリーブ下の地面や道路がガタガタに深く掘り起こされてしまった。設置した板柵を確認しに行ってみると、2枚がパタンと倒されその上には歩いた跡がある。「遊び場への通り道なのに誰がこんな所に板柵を作ったんだ、邪魔だからこんなの鼻先でポイ」とばかりに押し倒されたのだろう。
設置済の暗視カメラで確認してみると、でかいイノシシが三匹映っていた。昨年より確実に大きくなっている。しかも撮影時間を見ると、作業に行ってない日には午後四時過ぎのまだ明るい内からウロウロしているではないか。遅くまでオリーブ園で作業をしていた日には「早く帰ってくれないかなあ・・」と遠くからじっと見られていたのかもしれない。
ピンクのテープや鈴なんかもまったく脅しにならず、危険なくらい大胆になってきた。

2022.12.22 Thursday

浅漬け

寒くなり旨味の増した白菜の浅漬けはとても美味しい。小さく切って塩や昆布と一緒に容器に入れ押しをすれば簡単に出来上がるが、畑から採ってきた白菜は半端ない大きさがあり、漬物樽でも使わなければを処理しきれない量になる。
そこで考えたのが、真空パック用の袋の底に浅漬の素粉をまず投入し、その上から一枚ずつはがし乾かした白菜をぎゅうぎゅうに詰め込み、即座に真空パック機を使い強力に空気を抜く方法だ。真空状態でカチンカチンになったパックは、強力に圧縮されているので押しも不要で冷蔵庫に積み重ねて置ける。但し、袋の閉じる部分が水にぬれると完璧にシーリングできず真空状態が保てないので液体の浅漬の素は使えない。キムチ作りも可能だ。白菜は小さく切らないし、浅漬の素粉もまぶさないので短時間大量生産が可能になった。
この浅漬けパックは、冷蔵庫で一週間ほど経てば、野菜から水分が出て自然に粉と混じり合い出来上がる。しかも、最初から小分けのパック入りなので使い易く、味も長期間変わらず保存できるのでとても便利。

2022.12.17 Saturday

高枝チェンソー

山にある栗の木がどんどん上へ上へと伸び、実がなっても下からは届かないようになってきたので、てっぺん付近の無用な太い枝を伐採することにした。しかし、高い木に登っての剪定は、何度も危ない目にあってきたのでもう無理。
そこで、長さが4mあり強力で長時間使える充電式高枝チェンソーを探していたら、マキタから40V仕様のものが発表された。早速試してみたらすばらしく便利。これまでは危険な目をして木に登り、のこぎりでギコギコ切っていたのに、5m以上高い所にある太い枝を下から楽々と切ることができる。そして栗の木はすっきりした形になった。
体力が低下してくると、やはりお金を払って安全を買うことも必要だ。事故の代償よりはずっと安い。

2022.12.14 Wednesday

落花生殻剥き

新物の落花生を煎って食べるととても美味しいので、カラカラに干し上げた殻をむき中身を取り出す作業を始めた。干す段階で殻の傷んでいるものは取除き、奇麗なものだけを残していたが、その後もいろいろ変化し、殻を割って出してみると中身は様々だ。
落花生の中身は外見だけで見ているとだまされる。普通は外見がきれいな殻にまともな豆が入っているが、中には「外見はきれいなのに内側や豆は真っ黒」や「大きな殻なのに中の豆はちっちゃい」のもあって人間模様みたいだ。大きいのには一つの殻に三個も豆が入っているのもある。
真っ黒になったのは食べられないが、ちっちゃい豆が実は大変美味しい。サイズごとに4段階に分類しているが、頑張って育った最下位のシワシワ超小粒豆は特に美味しい。どうして美味しいのかというと、大きくなったばかりのまだ柔らかく未熟な段階で収穫されたので、乾燥過程で大きさだけがどんどん萎み旨味が濃縮されたからだ。「えーっこんな小さい豆食べられるの・・」と言われそうなので、他人には差し上げず独り占めしている。

2022.12.04 Sunday

オリーブ軽トラ

ピンクテープ

友人からいただいたオリーブの苗を山のオリーブ園に5本移植したので、イノシシ除けの対策を実施。いつもやってくる山正面斜面にはパネル柵を設け主通路をまず遮断、そしてオリーブ園と山側面の境界には、効果があると言われているピンクのテープを張りめぐらし、おどし用にと鈴も取り付けた。
これで万全かと思いきや、二日後に状況を確認に行くと、「獣道の付近にオリーブの木を植えるなんて全く非常識、邪魔くさいので除けてしまえ!」とばかりに、オリーブの苗木が一本大きく掘り起こされ倒されていた。
「通路の正面にパネル柵を作って通れないようにしても、横斜面から大回りすると隙間はまだ沢山あるもんね」「側面にピンクのテープが張り巡らされていたけれども、あれは一体何なの?まさかアレに驚いて入って来られないなんて本気で考えているなら馬鹿じゃないの、しかも、小さな鈴で脅そうなんてイノシシをなめてる!」とつぶやいたのかもしれない。今回やったイノシシ侵入対策は効果なし。

| top |

Pagetop