2022.10.28 Friday

アライグマ2

味をしめたのか毎夜やってくるので、網を二重にして防御を試みた。しかし、アライグマは危険なだけでなく相当賢い。暗視カメラが映した動画の映像を見ると片手で網を持ち上げ取っている。そこで少しは反撃してみようと、強力なネズミ捕用の粘着シートを通路に設置してみた。「しまった!粘着シートを踏んでしまった、どうしても剥がれないし体にまでくっついてしまった!」と粘着シートを着けたまま逃げ帰る映像を期待していたが無駄だった。翌朝データをチェックしてみたら、シートはひょいと跨いで通り、しかも、落花生にかぶさった網の上を悠々と歩いている。立ち上がって周りを見回し去って行った。さらにその翌日には「網や粘着シートがあるけれどもこれくらい大丈夫、美味しい落花生があるので一緒に食べに行きませんか?」とタヌキも誘い複数でやってきた。
アライグマにネズミ捕り仕掛けなど通用しなかった。

2022.10.27 Thursday

アライグマ1

落花生の収穫も終わり、泥を洗い落とし干していると鳥や動物たちが寄ってくるので、網を張って簡単には取られないようにした。しかし、これだけ防御しても朝になると、食べられた落花生の殻があちこちに散らばっている。正体は一体何者? 最初はカラスだろうと思い夜明け前から窓際で見張っていたが、寄ってきても網に難儀し退散、無罪。ということは、夜中に狸のようなのが来ているのだろうと想像し暗視カメラを設置してみた。すると、食べに来ていたのはしっぽが縞々の愛嬌のある顔をした太ったアライグマだった。三年前にも被害にあったがどこからやってきているのだろう。防御用の網をものともせずその上を歩き回りながら食べていた。網に足が絡まないのだろうか。

2022.10.21 Friday

明日22日から来月の6日(日曜)まで二週間程度、期間限定で古高松の産直「ふれあい市場}へ今季出来上がったばかりの新漬けを出荷します。
今年の出来としては、猛暑だったわりには収量は少ないけれども中身は良好でした。
メイン品種「ミッション」は、少し早めに収穫したのでしっかりした食感が味わえるし、珍しい「ルッカ」は、熟す前の油分が適度に入った一番良い時季の収穫になりました。
今年からまん丸の大型品種「マンザニロ」も出荷しようと育成してきましたが、まだ少量しか採れなかったので極少出荷になります。巡り合えば合えばぜひご賞味下さい。
大小まちまちで、見た目や味にもばらつきがありますが、手作りの味わいだと思ってこだわりを楽しんでもらえればありがたいです。

2022.10.17 Monday

太刀魚釣り

稲刈りや落花生の収穫が終わり、農業収穫には十分満足したので、たまには海の収穫もしようと釣りに出てみた。イイダコ漁獲量が10年で1/100に激減している記事が出ていたくらい、最近は魚が少なくなっているので、期待はせずにゆっくりと10時出港。この時期には、例年小豆島地蔵埼沖で太刀魚が釣れているので、その方面へ行くことにした。
海の上は渋滞もないので30分で釣り場に到着。ところがなんと、県外からも沢山船がきていて100隻ほど船が集まり釣り場は大混雑。限られた深場付近に太刀魚が集まってきているらしい。「来るのが遅れました、ごめんなさい、お邪魔します」とゆっくりと船団の中に突入。早速に仕掛けを作り投入、2時間ほど釣れば夕食分は十分確保できたので、早々とマリーナへ帰港。「もう帰ってきたの」と言われたが、久しぶりの楽しい釣りだった。そして夕食にはもちろん太刀魚の天ぷら、絶品でした。

2022.10.11 Tuesday

オリーブ3種

農作業と並行してやっていたオリーブの塩漬け作業がようやく終った。産直で販売できるのは稲刈りの作業が終わってからになる。毎年少しずつ変えているが、今年は、新しくマンザニロ品種をメニューに加え、オリーブ本来の味を極力保つようにするためアク抜きを最小限に抑えてみた。しかし、マンザニロは、まだ若い木のため個体差が大きくアク抜きの不十分なものが出てしまい、残念だが半分近く捨ててしまった。十分アク抜き時間をとっていればこうならなかったかもしれないが今回は味にもこだわったのでしかたがない。アク抜き不十分なのがまだ残っていたら、オリーブのアクはこんなものかと楽しんでもらうしかない出来上がりだ。それぞれ収穫時期が違う品種を一時に収穫し塩漬けしたので、写真一番左のミッションは少し早摘みになり色は良いが少し固め、右端のルッカが丁度よいタイミング、真ん中のマンザニロは様々という結果になった。

2022.10.06 Thursday

オリーブ収穫2022

落花生掘り

天気の良い日みんなに手伝ってもらって、今年も第一弾のオリーブ収穫と落花生収穫が終わった。オリーブは、昨年同様の一般的なミッションと油分多くマニアックなルッカに加え、今年から丸っこい大型のマンザニロが加わった。現在まだ灰汁抜き作業中で出来上がるまであと一週間超かかる。オリーブ新漬三種盛、マンザニロはどんな味か楽しみだ。
落花生は、まず早生品種の「オオマサリ」を収穫。猛暑だったにも関わらず上出来。早速夜に湯がいて食べたが、ほっくりして酒のあてにも最高だった。
しかし、第一弾ということは、まだ第二弾もあるということ。オリーブは油絞り用の収穫があるし、落花生はまだ「半立」品種が沢山残っている。そして、これからは更に最大行事の稲刈り作業が加わる。秋の収穫シーズンは作業が集中するので、家族や友人の助けがなければとてもやっていけない。

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