2022.12.14 Wednesday
新物の落花生を煎って食べるととても美味しいので、カラカラに干し上げた殻をむき中身を取り出す作業を始めた。干す段階で殻の傷んでいるものは取除き、奇麗なものだけを残していたが、その後もいろいろ変化し、殻を割って出してみると中身は様々だ。
落花生の中身は外見だけで見ているとだまされる。普通は外見がきれいな殻にまともな豆が入っているが、中には「外見はきれいなのに内側や豆は真っ黒」や「大きな殻なのに中の豆はちっちゃい」のもあって人間模様みたいだ。大きいのには一つの殻に三個も豆が入っているのもある。
真っ黒になったのは食べられないが、ちっちゃい豆が実は大変美味しい。サイズごとに4段階に分類しているが、頑張って育った最下位のシワシワ超小粒豆は特に美味しい。どうして美味しいのかというと、大きくなったばかりのまだ柔らかく未熟な段階で収穫されたので、乾燥過程で大きさだけがどんどん萎み旨味が濃縮されたからだ。「えーっこんな小さい豆食べられるの・・」と言われそうなので、他人には差し上げず独り占めしている。