2022.09.28 Wednesday
今年の猛暑は、山の栗の木にも大打撃だったらしい。7月頃は小さなイガ栗を一杯つけていたので、今年も豊作かなと思っていたら、9月に見に行くと、大きなイガ栗になっているどころか、小さいのが数個だけのとても寂しい状態になっていた。
猛暑でほとんど雨も降らず極端な水不足になってくると、普通は栗の実を大きくするために使う水分や栄養まで親木の生存用に使ってしまうので、余分な葉っぱや栗の実のほとんどが切り捨てられてしまったらしい。今季の収穫はゼロになってしまっても、親木さえ生き残っていれば来年につながるよと言われてもやはり残念。
自然の摂理は厳しい。生き残るため実や葉っぱを切り捨ててしまった栗の木の方が、ずっと憂鬱で辛い選択をしたのだろう。